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【01月23日 KOREA WAVE】韓国の代表プラットフォーム企業であるネイバーとカカオの昨年の売り上げ合計が計15兆ウォン(約1兆5778億円)を突破したものと見られる。ただ、グローバル景気低迷と経費増加負担で営業利益はやや停滞すると見られる。

今年はコスト削減と主力事業や新事業の収益性改善の努力に支えられ、実績は反騰するだろうという期待が出ている。

金融情報会社「エフアンドガイド」によると、ネイバーとカカオの昨年の売り上げはそれぞれ8兆1789億ウォン、7兆2405億ウォンとなる見通しだ。それぞれ前年比18.0%、20.0%成長した数値で、過去最大規模だ。

ただ、営業利益はネイバー1兆3155億ウォン、カカオは5899億ウォンで、それぞれ前年比0.8%ずつ減少し、収益性は伸び悩むものとみられる。年間でネイバーとカカオの営業利益が「逆成長」したのは2018年以後初めてだ。

昨年第4四半期(10~12月)の実績だけを見ると、ネイバーは売り上げ2兆2306億ウォン、営業利益3473億ウォンと推定される。前年同期に比べて売り上げは15.7%増え、営業利益は1.1%減少した。

カカオは売り上げ1兆9078億ウォン、営業利益1087億ウォンで、前年同期比6.8%、1.9%それぞれ増加するものと予想される。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News