【1月23日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が22日、ダニエウ・アウベス(Daniel Alves)が性的暴行容疑で逮捕された件に関して、自身のコメントを謝罪した。

 現役時代のチームメートで、指揮官としても関わったアウベスが性的暴行の疑いで逮捕されたことについて、シャビ監督は知らせを聞いてショック状態にあると発言。アウベスを「気の毒」に思うと話す一方で、被害者とされる人物には言及しなかった。

 その翌日、シャビ監督はチームが1-0でヘタフェ(Getafe CF)に勝利した試合後、「きのうは、私がダニ・アウベスについて言いたかったことが誤解されてしまった。おそらく言葉の力不足だったから、自分で説明するのが重要だ」と話した。

 そして「これは非常に生々しい話題で、きのうは被害に遭った方々について話すのを忘れていた。適切なコメントではなかった」とすると、「この種の行為はすべて非難されるべきで、それはダニであろうと、他の誰であろうと関係ない。被害者の方、ジェンダーに基づく暴力と、この種の性的暴行の双方の被害に遭われた方々に謝罪する」と続けた。

 アウベスは現在も保釈を認められずにバルセロナ(Barcelona)で勾留中で、所属するメキシコ1部リーグのプーマスUNAM(Pumas)には契約を解除された。スペインでの性的暴行には、同意を得ずに望まない性的な触り方をすることから、レイプまでのすべてが含まれ、警察は詳しいことを明かしていないが、捜査関係者によればアウベスは1人の女性からレイプで告発されているという。(c)AFP