【1月22日 AFP】22日に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)の女子シングルス4回戦で敗れた世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が、重圧があったことを認め、「落ち着く」必要があると話した。

 優勝候補の筆頭として四大大会(グランドスラム)今季初戦の全豪オープンに臨んだシフィオンテクだが、この日はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)覇者のエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)に4-6、4-6のストレートで力負けした。

 21歳のシフィオンテクは、自身4回目、全豪では初となるグランドスラム優勝の夢が破れた中で、期待が重荷になっていたことを認め、「こういう大会に臨む姿勢という点で、一歩後退してしまったように感じる。少し強くほしがりすぎたのかもしれない」と振り返り、「だからこれからはもう少し落ち着いていこうと思う」と話した。

「プレッシャーを感じていた。勝ちたいというより、負けたくないと思っていた」

 今後はマッチ37連勝を記録するなどした2022年の驚異的な強さを取り戻す努力をしたいとし、「もちろん、心構えの部分に取り組み、昨シーズンのようにもう少し闘う必要がある。今はリセットの時間を取りたい」と語った。(c)AFP/Daniel HICKS