【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は22日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第31シードの西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は0-6、0-6、6-7(4-7)で第18シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に敗れた。

 試合中にラケットをたたき壊した西岡は第2セットまでに13ポイントを獲得するにとどまり、試合開始から14ゲームを連続でハチャノフに奪われた。

 第2セットの6ゲーム中で手にできたのがわずか2ポイントだった西岡は、第3セットでようやくゲームを獲得すると、大きな歓声を受けた。

 四大大会(グランドスラム)では史上6人目、1993年以来となる6-0、6-0、6-0のトリプルベーグル達成はならなかったものの、ハチャノフは自身初となる全豪8強入りを決めた。

 昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)で果たした準決勝進出がメジャー大会で最高成績のハチャノフは、自身4度目となるグランドスラムの準々決勝で、第10シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と第29シードのセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)の勝者と対戦する。(c)AFP