【1月23日 Xinhua News】中国人的資源・社会保障部が18日に発表した2022年第4四半期（10～12月）の全国「人手不足職種」100位ランキングの上位10位は営業員、自動車生産ラインオペレーター、配達員、飲食店接客員、商品販売員、家事代行サービス員、清掃員、警備員、包装作業員、旋盤工の順だった。

　第3四半期（7～9月）との比較では、製造業が依然として人手不足で、中でも自動車業関連で深刻となった。自動車部品再製造工、ロボットシステム操作員、自動車エンジニアなどが新たにランキング入りし、自動車生産ラインオペレーターは前回の19位から2位に上昇した。宅配・物流業でも人材需要が高まり、調達員と郵便物の仕分け作業員は今回新たにランクインした。宅配便処理員や荷役運搬作業員、デリバリー配達員、配達員などの人手不足も深刻化した。

　同ランキングは、中国就職訓練技術指導センターがモニタリング対象となる102の都市公共就職サービス機関を通じ、労働市場で需給が逼迫している職業の情報を集め作成した。(c)Xinhua News/AFPBB News