【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は22日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第17シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)が7-5、6-3のストレートで第7シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を破り、準々決勝に進出した。

 2017年の全仏オープン(French Open 2017)女王で、昨年ツアー5勝目を挙げたオスタペンコは、18歳の神童ガウフとの接戦を1時間33分で制し、自身初の全豪ベスト8入りを果たした。

 次はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)覇者で第22シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と顔を合わせる。ルバキナは世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を撃破し、大会の優勝争いを面白くしている。

 オスタペンコは「相手がとても素晴らしいプレーヤーで、非常に若く、いいプレーをしているのは分かっていたが、こちらも失うものは何もなかった」と話し、「コートでベストを見せ、すべてのポイントで戦い、相手に楽にプレーさせないようにするだけだったし、自分のプレーに本当に満足している」と喜んだ。

 ガウフがここまで1セットも落とさずに勝ち上がってきていた中、試合は接戦で、二人の間に差はほとんどなかった。それでも重要なポイントで上回ったのはオスタペンコの方で、両セットとも終盤にブレークを奪って勝利した。オスタペンコは「最終的には、相手にプレッシャーをかけ続けたのが勝利につながったと思っている」とコメントした。(c)AFP