【1月22日 AFP】女子テニス、元世界ランキング1位のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が、例年あまり目立たない全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)で1セットも落とさず16強入りを果たし、ひっそりと快進撃を見せている。

 大会第30シードのプリスコバは、21日に行われたシングルス3回戦でバーバラ・グラチェバ(Varvara Gracheva)に6-4、6-2で快勝。エース6本を記録したほか、9度のサービスゲームで落としたポイントはわずかに11と、どのトップシードにとっても怖い好調ぶりだ。

 世界ランク4位でスタートしながら、2014年以降では自己最悪の32位で終えた昨季とは対象的だ。去年は全仏オープン(French Open 2022)2回戦で世界277位の選手に敗れどん底に落ちると、続くウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)でも2回戦敗退。大坂なおみ(Naomi Osaka)を四大大会(グランドスラム)2連勝に導いた実績を持つサーシャ・バイン(Sascha Bajin)氏とのコンビを解消した。

 だが、オフシーズンの12月に再びバイン氏を迎えると、プリスコバの中で小さな火がついた。

 今大会では6セットを戦って落としたゲームはわずかに15と危なげない勝ち上がりで、初戦で第8シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)を破った危険なグラチェバも77分で一蹴。「ここ数年はタフだった。特に去年は全豪オープンを(けがで)欠場したから」としつつ、「今年は最初からかなりいいプレーができている。とてもわくわくしているし、単純に楽しめている。ストレート勝ちでセンターコートに戻ってこられてうれしい」と喜んだ。

 自身4度目となる4回戦では、第23シードの張帥(Zhang Shuai、中国)と対戦する。張は予選勝者のケイティ・ボリネッツ(Katie Volynets、米国)を6-3、6-2で下した。(c)AFP/Daniel HICKS