【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は21日、女子シングルス3回戦が行われ、今大会最年少の17歳、リンダ・フルビルトバ(Linda Fruhvirtova、チェコ)が7-5、2-6、6-3で同胞マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova)を破り、2回目の四大大会(グランドスラム)出場で「うそみたい」な2週目進出を果たした。

 フルビルトバは第3セットに1ブレークダウンとなったが、そこから巻き返して勝利。試合後は報道陣に対して「うそみたいに感じる」と明かし、「信じられない気持ち。『ハーイ2週目!』と言えるのがとにかくうれしいし、興奮している」と喜んだ。

 グランドスラム初出場だった2022年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)は2回戦敗退だったフルビルトバは、「自分は17歳で、グランドスラムの本戦出場は2回目。それがこれだけ大きな大会で2週目に進み、ベスト16に入れた」と話し、「気持ちいいし、次の試合に向けてわくわくしている」と続けた。

 23日の4回戦ではドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)との対戦が決定。女子シングルスのボトムハーフは誰が勝ち上がるか分からない状況になっており、フルビルトバにも8強入りのチャンスがあるとみられる。ヴェキッチは6-2、6-2でヌリア・パリサス・ディアス(Nuria Parrizas Diaz、スペイン)を下した。(c)AFP