【1月23日 Xinhua News】中国の上海・深圳両市場に上場する宅配大手4社が19日、2022年12月の業績速報を発表した。順豊控股（SFホールディング）、申通快逓（STOエクスプレス）、円通速逓（YTOエクスプレス）が売上高と取扱件数を伸ばした一方、韵達控股（ユンダーホールディング）は落ち込んだ。

　順豊控股は12月の総売上高が246億4600万元（1元＝約19円）となり、宅配・物流サービスの売上高と取扱件数がいずれも前年同月比2桁増となった。

　各社の宅配・物流サービスの売上高は、順豊控股が前年同月比19・1％増の183億5800万元、申通快逓が8・3％増の30億5千万元、円通速逓が10・5％増の43億6800万元、韵達控股が6・0％減の40億5900万元だった。

　取扱件数は、順豊控股が23・2％増の11億5600万件、申通快逓が0・8％増の11億6100万件、円通速逓が0・7％増の15億9300万件、韵達控股が18・5％減の14億9700万件。

　配送1件当たりの単価は、順豊控股が3・4％減の15・88元、申通快逓が7・8％増の2・63元、円通速逓が9・7％増の2・74元、韵達控股が15・3％増の2・71元となった。(c)Xinhua News/AFPBB News