【1月21日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)などでプレーしたサッカーブラジル代表DFダニエウ・アウベス(Daniel Alves、39)が20日、女性への性的暴行容疑でバルセロナ(Barcelona)の警察に身柄を拘束された。その後、裁判所はアウベスの保釈を認めず、勾留を命じた。

 現在所属するメキシコ1部リーグのプーマスUNAM(Pumas)は、アウベスの契約解除を発表した。

 裁判所は検察から勾留請求を受け、「ナイトクラブで起きたとされる事件」に関してアウベスに聴取を行った上で、勾留を認めたと発表。捜査に近い筋によれば、裁判所はアウベスが逃亡するおそれがあると判断し、勾留を認めたという。

 警察はアウベスに性的暴行を受けたという女性から1月2日に被害届があったとしている。警察は事件に関する詳細は公表しなかったが、捜査に近い筋はAFPに対し、アウベスにレイプ容疑がかけられていると明かした。

 国内メディアの報道によれば、性的暴行があったとされるのは昨年12月30日から31日の夜にかけてで、場所はバルセロナで人気のナイトクラブ。国内紙ABCの記事では、アウベスは友人と踊っていた女性の下着に同意なく手を入れ、その後トイレまでついていったと伝えられた。

 アウベスは問題のナイトクラブにいたことは認めているものの、一切の犯罪行為を否定している。(c)AFP/By Rosa Sulleiro with Alfons Luna in Madrid