【1月20日 AFP】米グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)は20日、全世界で従業員約1万2000人を削減すると発表した。

 アルファベットのスンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)最高経営責任者(CEO)は従業員宛ての電子メールで、「従業員約1万2000人を削減することを決めた」と通知し、「経済情勢」の変化に対応するためと説明した。

 ピチャイ氏は「企業として最高位の優先事項に沿う形で人員が配置されるよう、商品の領域や機能に関して厳しい精査を実施した」と記した。

 他のIT大手も最近、人員削減計画を相次いで打ち出している。米マイクロソフト(Microsoft)が18日、今後数か月で全従業員の5%弱に相当する1万人を削減すると発表したほか、フェイスブック(Facebook)などを運営するメタ(Meta)、ネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)、ツイッター(Twitter)も同様の計画を公表した。(c)AFP