【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は20日、女子シングルス3回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-0、6-1で予選勝者のクリスティーナ・ブクサ(Cristina Bucsa、スペイン)に圧勝し、4回戦に進出した。

 2020年の全仏オープン(French Open 2020)に続き、昨年は全仏と全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)を制したシフィオンテクは、第2セットを5-0とリードしたところで世界ランク100位のブクサにサービスキープを許し、惜しくもダブルベーグルは逃したものの、わずか55分で勝利。圧倒的な強さを見せつけてライバルをけん制した。

 4回戦では、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)女王で第22シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と激突する。

 ルバキナは前回大会で準優勝を果たした第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を6-2、5-7、6-2で退け、勝ち上がりを決めた。

 その他のシード勢では、第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)が6-0、6-2でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)に快勝。第7シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も6-3、6-2で同胞のベルナルダ・ペラ(Bernarda Pera)を退けた。

 4回戦では、ペグラが2021年の全仏女王で第20シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)と、ガウフは2017年の全仏覇者で第17シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と顔を合わせる。(c)AFP