旅行客でにぎわう仁川(インチョン)国際空港第1ターミナルの出国場(c)news1
旅行客でにぎわう仁川(インチョン)国際空港第1ターミナルの出国場(c)news1

【01月20日 KOREA WAVE】韓国で高金利・物価高・ウォン安の不況の中でも旧正月連休の海外旅行需要が急増している。ソーシャルディスタンスが解除されて初めての旧正月連休であり、これまで我慢を強いられてきた海外旅行に対する需要が爆発したものと見られる。

今年の旧正月連休(20~24日出発)の海外旅行商品の予約率は、前年比で9000%以上になったものもある。一部の旅行会社は、新型コロナウイルス感染以前よりも多くの海外旅行客数を記録した。比較的近い旅行先や低コストで行ける東南アジアや日本を中心に大幅に増加した。

「ハナツアー」の9日現在、旧正月連休の海外パッケージ旅行客は1万5000人余りで、これは前年比7015%増だ。新型コロナ感染直前の2020年の旧正月連休と比べれば52%の回復だ。

「モドゥツアー」は9000%を超える増加傾向を見せている。旧正月連休の海外パッケージ予約客は1万3000人で、前年比9181%増え、2020年比58%回復した。「黄色風船」も前年比約4000%以上の増加率を見せた。

「本当に良い旅行」は、新型コロナウイルス感染以前の2019年の旧正月連休比30%高い予約率を記録した。今年の旧正月連休(20~22日出発)のパッケージ旅行客数は8433人で、2019年(2月1~2日)の6860人と比べると22.9%も増加した。

今年の旧正月連休の最も多い海外旅行先は東南アジアと日本だった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News