【1月20日 AFP】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(20)は19日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)が開催中のスイス・ダボス(Davos)を訪れ、同会議に参加している政財界のリーダーこそが「地球の破壊」に拍車を掛けていると批判した。

 グレタさんは若手環境活動家の公開討論会で、人類の問題を解決するにはダボス会議の参加者に頼るべきではないと訴えた。

 さらに気候変動の実害を被っている人々ではなく、ダボス会議の参加者の声に耳を傾けるのは「ばかげている」と批判。「世論が圧力をかけなければ、私益のために人々を犠牲にし続けるだろう」と続けた。(c)AFP