【1月20日 Xinhua News】春節(旧正月)を控え、中国四川省(Sichuan)のジャイアントパンダ保護研究センター臥竜神樹坪基地では、2022年生まれの赤ちゃんパンダ10頭が初めて集団でお披露目された。赤ちゃんパンダは全国の人々に最もかわいい新春の祝福を送った。

「育ての親」の飼育員たちが赤ちゃんパンダを1頭ずつ抱いて会場に入り、全国の人々に向け、声をそろえて新春のあいさつを述べた。

 同センターでは22年、8回の出産で13頭の繁殖に成功。専門家の魏栄平(Wei Rongping)氏は「お披露目された10頭のうち、最年長は博斯(ボス)の子どもで生後7カ月、最年少は張卡(チャンカ)の子どもで生後約5カ月。今回姿を見せなかった3頭のうち、1頭は母パンダと一緒におり、2頭は野生順化訓練の対象に選ばれて現在は臥竜核桃坪野生化訓練基地で母パンダと暮らしている。お披露目終了後には、母親が育てられるよう赤ちゃんを返すことになっている」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News