【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は19日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第8シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)は7-6(7-4)、6-7(2-7)、4-6、7-6(8-6)、2-6でワイルドカード(主催者推薦)のアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin、オーストラリア)に屈し、またもトップシード選手が敗退となった。

 BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)を制すなど昨季はツアー3勝を挙げてブレークを果たしたフリッツだったが、地元の希望ポピリンに熱烈な声援が送られたジョン・ケイン・アリーナ(John Cain Arena)でフルセットの末に敗れた。

 これで今季最初の四大大会(グランドスラム)である全豪では、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)に続いてトップ10選手3人が敗れている。

 男女混合の国別対抗戦「ユナイテッドカップ(2023 United Cup)」で米国代表の優勝に貢献したフリッツが、世界113位のポピリンほどランキングの低い選手に全豪で敗れるのは初めてとなった。

 また、第12シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)も7-6(7-1)、4-6、3-6、2-6でラッキールーザーのマイケル・モー(Michael Mmoh、米国)に敗れ、こちらもシード選手が大会から姿を消している。(c)AFP