【1月19日 AFP】米サンフランシスコのツイッター(Twitter)本社の家具や装飾品、調理器具など備品が19日、オンラインで競売に掛けられた。約24時間にわたって開催されたオークションでは、同社ロゴの「鳥」をかたどったオブジェが10万ドル(約1300万円)で落札された。

 競売を取り仕切ったヘリテージ・グローバル・パートナーズ(Heritage Global Partners)によると、ロゴの鳥の形をした3メートルほどのネオンサインも4万ドル(約510万円)で落札された。

 その他、エスプレッソマシン、人間工学的にデザインされたデスク、テレビ、自転車で発電する充電ステーション、ピザ窯、「@」の形をしたプランターなど全631点が出品された。

 ツイッターを440億ドル(約5兆6000億円)で買収したイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、これまでも「必死にコスト削減をしている」と話した。

 ツイッター買収から数週間後、マスク氏は7500人いた同社従業員の約半数を解雇。不適切な投稿をチェックする人員が不足するとの懸念のほか、各国政府や広告主の動揺を招いた。(c)AFP