コンテ監督、友人を相次いで失いサッカー人生の今後に疑問
発信地:ロンドン/英国
このニュースをシェア
【1月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は18日、この数か月の間に近しい友人3人を亡くしたことで、サッカー人生における自身の今後について疑問を抱くようになったと明かした。
昨年10月にクラブのフィットネスコーチであるジャンピエロ・ベントローネ氏が亡くなると、昨年末には友人でイタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)でプレーしたシニシャ・ミハイロビッチ(Sinisa Mihajlovic)氏が死去。今年に入るとユベントス(Juventus)やイタリア代表でチームメートだったジャンルカ・ヴィアッリ(Gianluca Vialli)氏がこの世を去った。
コンテ監督はミハイロビッチ氏と同じ53歳で、ヴィアッリ氏の5歳年下となっている。
19日のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦を前に会見に臨んだコンテ監督は心境を問われると、「確かに今シーズンは個人的な面では難しいものだ」と応じた。
「この短期間にジャンピエロ・ベントローネ、シニシャ、そしてジャンルカというよく知っている3人を失ったからだ。単純ではない」
「確かに、このような状況が起きると大切な反省をすることになる。なぜなら、何度も考え、仕事を重要視して家族を忘れ、家族のためにもっと時間を割く必要があることを忘れてしまうからだ」
「間違いなく、今シーズンは自分の今後についてしっかりとした反省をさせてくれる」
コンテ監督とトッテナムの契約は今季いっぱいとなっている。(c)AFP