【1月19日 AFP】任天堂(Nintendo)のテーマパーク「スーパー・ニンテンドー・ワールド(Super Nintendo World)」が来月17日、米ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(Universal Studios Hollywood)にオープンする。任天堂のテーマパークが日本国外で開園するのは初めて。

 ロサンゼルスのスーパー・ニンテンドー・ワールドは、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで先ごろオープンした施設とほぼ同じ内容。拡張現実(AR)技術のゴーグルを使用するアトラクション「マリオカート ~クッパの挑戦状(Mario Kart: Bowser's Challenge)」もある。

 このアトラクションではカートに乗り込んでビデオゲームさながらのセットが用意されたコースを進み、ゴーグルに表示される敵に向かって甲羅を投げながらレースをする。その他、ミニゲームも多数用意されている。

 施設の構想やデザインなどを手掛けるユニバーサル・クリエイティブ(Universal Creative)のジョン・コルフィノ(Jon Corfino)副社長は、スーパー・ニンテンドー・ワールドについて「究極の遊び場とも言える」とコメントした。

 今後、世界3か所目となる任天堂のテーマパークが、米フロリダ州オーランド(Orlando)でオープンする予定。

 4月には、ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures)の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(The Super Mario Bros. Movie)』が公開される。(c)AFP/Andrew MARSZAL