【1月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は18日、第2次世界大戦でナチス・ドイツ(Nazi)に包囲された第2の都市サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)を訪問し、ウクライナ侵攻における勝利に「疑いはない」と述べた。

 同市出身のプーチン氏は、ソ連軍がナチスのレニングラード(Leningrad、現サンクトペテルブルク)包囲を突破してから80年になるのに合わせ、地元を訪れた。

 視察した軍需工場で従業員らを前に「われわれの勝利は確実だ。疑いはない」と鼓舞。「ロシア国民の団結と連帯、兵士たちの勇気と英雄的行為、そして軍需産業の働き」が勝利を確実なものにしていると語った。

 さらに、ウクライナを「非ナチ化」するとした侵攻の目標を改めて強調し、「ネオナチとの戦いは完全に正当だ」とも述べた。

 ロシアが「特別軍事作戦」と称する侵攻を開始してから、来月で1年を迎える。プーチン氏は先週には、劣勢続きだった戦況を立て直すため侵攻作戦の総司令官を再交代させた。(c)AFP