【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は18日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第7シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)はエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)との新鋭対決を6-3、7-6(7-4)で制し、3回戦へ駒を進めた。

 セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)の後継者とされる18歳のガウフと、2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)を制した20歳のラドゥカヌは今回が初対戦。仲の良い友人同士でもある二人は、ブレークを奪い合うなど終始接戦を繰り広げ、女子テニスの楽しみな将来の一端をのぞかせた。

 試合はガウフが第2セット4-5の場面で2本のセットポイントをしのぐと、タイブレークで迎えた3本目のマッチポイントでラドゥカヌを振り切った。

 ガウフは試合後「全体的に素晴らしい試合だった。状況を考えれば、二人とも神経質になっていたと思う。ドローが出たときからずっと期待されていた対戦だった」とコメントした。

 その他の試合では、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)のほか、第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)や第6シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)も3回戦進出を決めた。

 昨年準優勝で第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)は6-7(1-7)、6-2、7-6(10-6)でカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)との激闘を制した。

 一方で2度のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)優勝を誇る第15シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は5-7、4-6でアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)に敗れた。(c)AFP/Martin PARRY