【1月18日 CGTN Japanese】今年に入って、中国製の液化天然ガス(LNG)を輸送する船の新規受注は前年比約4倍増となり、世界シェアの3分の1を占めていることがわかりました。

 欧州のエネルギー危機を背景に、2022年からLNG船への需要が急増し、世界的に不足している状態が続いています。そんな中、中国はLNG船の生産能力を強化するため、いくつかの造船所は増資に踏み切りました。現時点で、外国からの予約注文が2028年まで入っている造船所もあるということです。

 中国船舶工業業界協会によると、2022年の中国製LNG船の新規受注は、前年比3.8倍増の481万トンで、過去最高を記録しました。また、世界市場における中国のシェアは2021年の12%から2022年には30%以上に拡大しており、なかでも容量17万4000立方メートルの大型船は55隻を受注しており、大きな躍進を遂げています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News