【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は18日、降雨により屋外コートでの試合が中断となって日程の遅れがさらに悪化した。一部の選手はこの状況の中で不満を漏らしている。

 この日の試合は午前11時に開始予定となっていたが、降り続く雨のために早くても午後1時まではプレーができなくなった。

 前日には酷暑で数時間の遅延が発生すると、大雨によって数試合が順延に。延期された試合は18日の早い時間帯に組まれ、ダブルスの試合も開催予定となっていたが、定刻で試合が始まったのは屋根のある三つの主要会場だけだった。

 アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の兄で、ダブルスのトップ選手であるジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)は、18日の試合日程が前日の夜遅くに発表されたことを非難し、ツイッター(Twitter)に「屋外コートは午前11時スタートで、選手たちは午前8時から8時30分にはコートに入る。スケジュールは(17日の)午後11時30分に発表された。不公平だ」と投稿した。

「その上天気は最悪。もっと遅く始めて、選手により休息と準備の時間を与えればいいのに。照明があるじゃないか!」

 また、ベテランのキルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)も懸念の声を上げている。

「(現在)午後11時50分…私はそうではないけれど、この時間にまだ日程を把握していないのに午前11時にプレーさせることができるの?」 (c)AFP