【1月17日 AFP】英人気自動車テレビ番組「トップギア(Top Gear)」の元司会者ジェレミー・クラークソン(Jeremy Clarkson)氏(62)は16日、ヘンリー英王子(Prince Harry)の妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)への嫌悪をつづったコラムについて改めて謝罪した。

 米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)で夫妻のドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン(Harry & Meghan)」が配信されたのを受け、クラークソン氏は昨年、英大衆紙サン(Sun)にコラムを寄稿した。

 その中でメーガン妃に触れ、「細胞レベルで嫌い」だと告白。「(妃が)英国中の町を裸で引き回され、『恥を知れ』と叫ぶ群集に排せつ物を投げ付けられる日」を夢見ていると書いた。英国の新聞と出版業界による自主規制機関「IPSO」には過去最多の苦情が寄せられた。

 クラークソン氏はこの日、インスタグラム(Instagram)への投稿で、「足の先から頭の毛穴まで大変申し訳なく思っている。反省している。非は私にある」と謝罪。

 サン紙に原稿を送った後で「ひどい」内容だったと気付いたとし、女性への暴力をあおっているように受け取られかねない内容だったと認めた。

 王子夫妻に対してもクリスマスにメールで謝罪し、「コラムの表現は恥ずべきもので、深く反省している」と伝えたという。(c)AFP