ドイツ国防相、辞意表明 一連の失言後
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【1月16日 AFP】ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)国防相(57)が16日、辞意を表明した。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて長年放置されてきた軍備の見直しを進める中で失言が続き、適性が疑問視されていた。
ランブレヒト氏はきょう首相に辞任を申し出たと明かした上で、何か月もメディアの注目を浴び、「ドイツ市民の利益に関わる安全保障政策の決定」が困難になったと説明した。
同氏はソーシャルメディアに投稿した新年の動画で、ウクライナ侵攻が「多くの特別な経験」と「素晴らしい人や興味深い人との出会い」につながったと回顧。無神経だとメディアに批判され、一部のコメンテーターからは「閣僚として言語道断」だと非難されていた。(c)AFP