ソウル西部雇用福祉プラスセンター(c)NEWSIS
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【01月16日 KOREA WAVE】韓国で昨年の就業者数が81万人以上増え、2000年以後で最大を記録した。年間就業者数が80万人以上増加したのは、1963年の統計作成以来、1987年(84万9000人)、2000年(88万2000人)に続き、昨年が3度目だ。

統計庁が11日発表した「2022年12月および年間雇用動向」によると、昨年の就業者数は2808万9000人で、1年前より81万6000人(3.0%)増えた。これは2000年以降で最大だ。政府が先月21日に発表した展望値(81万人)と比べても同様の数字だ。

就業者数は2014年以後、2015年(28万1000人)、2016年(23万1000人)、2017年(31万6000人)20万~30万人台の増加を見せたが、2018年(9万7000人)1桁の増加に止まった。

2019年(30万1000人)回復傾向を見せたが、新型コロナウイルス感染が拡散した2020年(-21万8000人)には、国際通貨基金(IMF)通貨危機時代の1998年以後で、最も大幅に下落した経緯がある。続いて2021年(36万9000人)からは増加傾向に転じ、回復の流れを続けた。

昨年12月の就業者数は2780万8000人で、1年前より50万9000人増えたが、増加幅は7カ月連続で鈍化した。就業者数の増加幅が50万人台に下がったのは、2021年11月(55万3000人)以来。増加幅も2021年3月(31万4000人)以来最も小さかった。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News