【1月16日 AFP】バドミントンのマレーシア・オープン(Petronas Malaysia Open 2023)は15日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)が21-6、21-15で奈良岡功大(Kodai Naraoka)を下し、大会連覇を達成した。

 世界ランキング1位のアクセルセンは絶好調ぶりを披露し、わずか40分で勝利して新年初タイトルを獲得した。第1ゲームからアクセル全開で攻撃的にプレーし、代名詞の正確なスマッシュの雨を無防備な奈良岡のコートに降らせると、第2ゲームも圧力をかけ続け、疲労の色の濃い相手を退けた。

 アクセルセンは試合後、疲れが試合を決める一つの要素になった可能性を認めた。奈良岡は前日の準決勝で113分の激闘を制し、ここまでコートで362分を過ごして決勝に勝ち上がってきていた。

 奈良岡は、ここまでの戦いのダメージが蓄積していたことを認めつつ、「確かに疲れを感じながら試合に入ったが、それでもベストを尽くした。とはいえ相手は高さをうまく使っていたし、スマッシュも強烈だった」とコメントした。(c)AFP