【1月14日 AFP】テニス、ASBクラシック(2023 ASB Classic)は14日、男子シングルス決勝が行われ、リシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)は4-6、6-4、6-4で大会第2シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を破り、約5年ぶりとなる優勝(通算16勝目)を果たした。

 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)開幕を2日後に控えた一戦で、第3セットは世界12位のノーリーが第4ゲームで3本のブレークポイントを握り、4-0とリードを奪うかと思われた。しかし、ガスケはこのサービスゲームをセーブすると、その後2ゲームをブレークして逆転勝利。試合後には感極まった。

 世界ランク67位のガスケにとっては、同胞のウゴ・アンベール(Ugo Humbert)が待ち受ける全豪オープン1回戦に向けて弾みのつく勝利となった。一方のノーリーは、同大会初戦でリュカ・ヴァン・アッシュ(Luca Van Assche、フランス)と対戦する。(c)AFP