現代自動車グループの電気自動車専用プラットフォーム「E-GMP」(現代自動車グループ提供)(c)news1
現代自動車グループの電気自動車専用プラットフォーム「E-GMP」(現代自動車グループ提供)(c)news1

【01月14日 KOREA WAVE】優れた技術が集約された専用電気自動車プラットフォーム「E-GMP」に、強力な動力性能を誇る超高速モーター技術が搭載され、現代自動車グループの電気自動車は「パフォーマンス」でも高く評価されている。現代自動車グループはE-GMP電気モーターの性能を強化するため、従来の電気モーターより回転数を高める方式を選んだ。ジェネシスGV60とGV70電動化モデルのモーター最高回転数は1万9000rpmに達する。

◇早期に電動化への転換選択

E-GMPをベースに現代自動車グループが開発したアイオニック5とEV6は、電気自動車の新時代の幕開けを告げたと言える。

現代自動車の「アイオニック6」(現代自動車提供)(c)news1
現代自動車の「アイオニック6」(現代自動車提供)(c)news1

現代自動車グループは2025年までにバッテリー及び電気モーターのモジュール化を完成させて、統合モジュラーアーキテクチャIMA(Integrated Modular Architecture)を構築し、これによって電気自動車のラインナップを拡大する方針だ。IMAベースで2025年には乗用電気自動車専用プラットフォーム「eM」とPBV専用電気自動車プラットフォーム「eS」を適用した車両を披露する。

特にIMAシステムでE-GMPの次世代バージョンとして活用されるeMは、現在の専用電気自動車の走行可能距離を50%以上改善することを目標とする。

国民大学のクォン・ヨンジュ教授も「完成車メーカーが電動化に転換するために、電気自動車専用プラットフォーム技術はなくてはならない基本の中の基本だ」とし、「現代自動車グループは他の完成車メーカーにより比較的早く電動化への転換を選択し、専用電気自動車プラットフォームを開発した」と勝因を語る。

(おわり)

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News