【1月13日 AFP】タイ陸軍は13日朝、北部チェンライ(Chinag Rai)で麻薬密売人と思われる集団と撃ち合いになり、5人全員を殺害したと明らかにした。麻薬密売人との衝突で死者が出たのはここ2か月で3度目。

 現場は、タイ、ラオス、ミャンマーの国境にまたがる麻薬の生産・流通地「黄金の三角地帯(Golden Triangle)」の付近。

 軍の部隊がパトロール中に、バックパックを背負った密売人とみられる5人組に遭遇した。5人は所持品検査を拒み、発砲。銃撃戦は5分間続いたが、軍側に負傷者は出なかった。

 5人の所持品からは覚せい剤メタンフェタミン50万錠近くと銃1丁が発見された。(c)AFP