【1月13日 Xinhua News】中国工業・情報化部は11日、北京で全国工業・情報化活動会議を開き、中国の第5世代移動通信システム(5G)基地局数が230万カ所を超え、新型データセンターの建設が大きな進展を遂げたと明らかにした。

 中国はここ数年、新型情報インフラの整備に力を入れ、5Gやギガ級光ファイバーネットワーク、インダストリアルインターネットなどの整備を進め、デジタル経済と実体経済の深い融合を促進している。

 同部の金壮竜(Jin Zhuanglong)部長は会議で、2023年には新型情報インフラ整備の協調的な発展を促す政策・措置を打ち出し、5G、ギガ級光ファイバーネットワークの整備を加速させ、辺疆地帯(中央から遠く離れた地帯)におけるブロードバンドの整備を開始、第6世代移動通信システム(6G)技術の研究開発を全面的に推進していく方針を示した。

 同部はまた、インダストリアルインターネット技術体系、基準体系、応用体系を整え、5G業界のVPN(バーチャルプライベートネットワーク)構築を推進していくことを明らかにした。また、電気通信業務市場の発展政策を整備し、アプリの全プロセス、全チェーンに対するガバナンスを強化、個人情報の保護、ユーザー権益の保護を強化する。さらに、ネットワークとデータのセキュリティー保障能力を強め、セキュリティー産業の革新と発展を加速させるという。(c)Xinhua News/AFPBB News