【1月12日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長が、スイスの元検事総長との密会疑惑に関する調査を引き継ぐために任命された2人の検察官から、尋問を受けたことが明らかになった。検察官の一人が11日、AFPに明かした。

 ハンス・マウラー検察官はAFPへの電子メールで、「(ウルリッヒ・)ウェダー氏と私が執り行った手続きで聴聞」が行われたと認めたが、これについての「時間や範囲、目的についてはコメントしない」と述べた。

 この日、仏紙ルモンド(Le Monde)や南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)は、インファンティーノ会長が10日に、FIFA本部のあるスイス・チューリヒで尋問を受けたと報じている。

 インファンティーノ会長は2020年7月以降、「職権乱用の扇動」「公務機密の侵害」「刑事訴訟手続きの妨害」をめぐる刑事訴訟手続きに直面している。

 スイス検察は、2016年と17年に当時のミヒャエル・ラウバー(Michael Lauber)検事総長と3回の密談があったと指摘。インファンティーノ会長は、ラウバー氏との会合は単に日常的なものだったと主張している。

 ラウバー氏は最終的に職を辞したが、FIFAの倫理委員会はインファンティーノ会長が潔白であるとしている。(c)AFP