【1月11日 AFP】米国防総省は10日、ウクライナに供与する迎撃ミサイルシステム「パトリオット(Patriot)」の運用や維持管理に関する訓練を、ウクライナ兵に対してオクラホマ州の基地で実施すると発表した。

 米政府は昨年12月、ウクライナが提供するよう強く求めていたパトリオットを供与すると表明した。

 米国防総省報道官によると、訓練は早ければ来週にもオクラホマ州フォートシル(Fort Sill)で始まる。訓練は数か月にわたって続けられる見通しで、90〜100人のウクライナ兵に対してパトリオット の運用や維持管理を教練する。

 報道官は「パトリオットが実戦配備されれば、ウクライナの防空能力向上に寄与し、ウクライナ市民はロシアの空爆に対して新たな自衛能力を得ることになる」と語った。(c)AFP