【1月12日 Xinhua News】ドイツ自動車大手BMWは10日、2022年の中国における純電気自動車(BEV)販売台数が前年比91・6%増の4万2千台だったと発表した。

 同社は声明で、22年は中国市場でBEVの複数のモデルを発売したが、今年も多くのモデルを発売すると明らかにした。

 BMWは昨年11月、電気自動車(EV)事業の急成長を支えるため、約100億元(1元=約20円)を投じて瀋陽工場の車載用バッテリー生産施設を拡張すると発表している。

 ヨッヘン・ゴラー大中華圏(グレーター・チャイナ)総裁兼CEOは、22年には多くの課題に直面したが、中国市場は各事業が堅実な成長を遂げ、布石も一層拡大したと説明。今年は電動化の推進に全力を尽くし、中国の顧客により多くのBEVを届けたいと語った。

 BMWグループは昨年、世界で約240万台の新車を納車した。うち、中国市場のBMWとMINIを合わせた納車台数は約79万2千台だった。(c)Xinhua News/AFPBB News