【1月11日 AFP】テニスのエキシビション大会、クーヨン・クラシック(Kooyong Classic 2023)は11日、2日目が行われ、男子シングルスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は2-6、6-3、10-2で中国の張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン)を下した。

 逆転で今季初白星を飾ったマレーは試合後、今は痛みもなく引退の時期設定もないと語り、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)の開幕を前に、この勝利で士気を高めた。

 3度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るマレーは、この5年ほどは股関節や腹部の負傷に悩まされていた。しかし、前週アデレード国際1(Adelaide International 1 2023)の初戦でヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に敗れた後、マレーは自身のテニスが再び軌道に乗っているとコメントしていた。

 現在は世界ランク49位につけるマレーは、「(引退には)多くのことが関係している。まず最も重要なのは家族で、次に自分の健康だ。この7か月は健康だった。ここ数年のように、痛みで目が覚めることがない」と述べた。

「体がしっかり持ちこたえて、適切にトレーニングを行って、楽しめるレベルでパフォーマンスができる限りは続けていく。(引退の)時期設定もない」 (c)AFP