【1月11日 AFP】エクアドル保健省は10日、鳥インフルエンザウイルスA(H5)型のヒトへの感染が、初めて確認されたと発表した。鳥インフルは世界的に流行しており、同国でも数週間前に養鶏場の鶏から検出されていた。

 感染したのはボリバル(Bolivar)州の9歳の少女。感染した鳥と直接接触したことにより感染したと推定されるという。

 保健省は、少女以外のヒトへの感染はこれまでのところ報告されていないとしている。

 エクアドルは昨年11月30日、ボリビアと国境を接するコトパクシ(Cotopaxi)州の養鶏所で鳥インフルエンザが流行したことを受け、90日間の公衆衛生上の緊急事態宣言を出した。(c)AFP