【1月10日 CGTN Japanese】中国疾病予防コントロールセンターの感染症首席専門家、呉尊友(Wu Zunyou)氏は、「いまのところ、中国では新型コロナウイルスの新しい変異株は検出されていない」と伝えました。

 呉尊友氏は現段階のウイルスの変化を観察するため、サンプル収集と配列解析を毎日行っています。これまでの結果から判断して、検出されたのはいずれも世界各国で流行しているウイルス株で、海外で流行後に中国へ移ったものだということです。呉氏は「今のところ中国では新しい変異株は検出されていない」と発表しました。

 現在、全国に500カ所以上の監視ポイントが設置されていて、さまざまな統計手法を総合的に用いて、予防・抑制作業の効果を評価することができます。このような方法は、ここ数年、欧米諸国などで実際に使われているものだということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News