【1月10日 CGTN Japanese】いよいよ始まる中国の旧正月である「春節」の7連休(2023年1月21~27日)に向け、農村地域ではコロナ感染の急拡大への懸念が高まり、各地で対策が強化されています。

 中国では8日から、新型コロナウイルス感染症の対応レベルが「乙類乙管」に引き下げられるとともに、春節に向けての帰省ラッシュが始まっています。国家衛生健康委員会医政司の関係者は「農村地域では救急医療へのニーズや重症化のピークを迎える恐れがある」と指摘しました。

 また、対策強化については「各地で車両や人員を用意し、重症患者の迅速な搬送を支援すること。県レベルの病院が受け入れられない場合は、市レベルの三級病院への搬送が必要となり、市と県の間に、搬送のファストルート構築が求められる。転院できない場合、三級病院の専門家チームが設備を持って県の病院に赴き、重症患者の治療に当たる必要がある」と強調しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News