【1月9日 AFP】サッカーイングランドFAカップ(FA Cup 2022-23)は8日、3回戦の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は4-0でチェルシー(Chelsea)を下した。

 シティは、5日に1-0で勝利したプレミアリーグでのチェルシー戦から7人の選手を入れ替えたが、グラハム・ポッター(Graham Potter)監督の下で苦戦する同チームを相手に生き生きとしたプレーを見せ、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)がFKとPKから2得点を挙げると、フリアン・アルバレス(Julian Alvarez)とフィル・フォーデン(Phil Foden)も得点を重ねた。

 昨季リーグ王者のシティは、今季リーグ戦で首位に立つアーセナル(Arsenal)とオックスフォード・ユナイテッド(Oxford United)の勝者と4回戦で対戦する。

 一方で同日にはアストン・ビラ(Aston Villa)が、4部のスティーブニッジFC(Stevenage FC)に1-2で敗れるという波乱があった。

 プレミア勢ではニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)やノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)、ボーンマス(AFC Bournemouth)が下部リーグ勢に敗れていたが、ビラは終盤の2分間で試合をひっくり返された。

 前の試合から8人を入れ替えたビラは、モルガン・サンソン(Morgan Sanson)のゴールで33分に先制したが、レアンデル・デンドンケル(Leander Dendoncker)がディーン・キャンベル(Dean Campbell)へのファウルで退場処分になると、スティーブニッジはこれで得たPKをジェイミー・リード(Jamie Reid)が決めて同点に追いついた。

 4部で現在2位につけるスティーブニッジはその2分後、ショートコーナーからキャンベルが逆転弾を決めて、チームを歓喜に導いた。

 リーズ・ユナイテッド(Leeds United)は敵地で2部カーディフ・シティ(Cardiff City)に2点のリードを許したものの、アディショナルタイムに若手のソニー・パーキンス(Sonny Perkins)が同点弾を挙げ、劇的な展開で2-2の引き分けに持ち込んだ。(c)AFP