【1月8日 AFP】中国は8日、新型コロナウイルスの水際対策として実施してきた入国時の隔離措置を約3年ぶりに撤廃した。

 北京の空港では、国際便と国内便の到着客を分けていた仕切りが撤去された。新型コロナの感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策で動員されていた、白い防護服を着た職員の姿も消えた。

 香港と中国本土との往来も同日、再開された。景気後退下にある香港では、経済活動のてこ入れのため、本土との往来再開が待たれていた。香港と本土で離ればなれで暮らしている家族にとっても、往来再開は春節(旧正月)を控え朗報となった。(c)AFP