【1月8日 AFP】(更新)女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が、四大大会(グランドスラム)の今季初戦、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)を欠場すると、主催者が8日に発表した。

 全豪オープンは大坂が2度の優勝を誇る大会。欠場の理由は明かされなかった。

 前日には、男子の世界ランキング1位で、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)覇者のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)も右脚のけがで欠場が決まっており、大会にとってはさらなる痛手となった。

 2019、21年に全豪オープンを制している大坂は、東京で行われた昨年9月の東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)を腹痛のため棄権して以来、実戦から遠ざかっており、世界ランクは42位まで後退している。

 前週のオーストラリアの報道では、オーストラリアテニス協会(Tennis Australia)が大坂の所在を確認できずにいると伝えられていた。

 大坂本人のSNSによれば、交際しているとされる米ラッパーのコーデー(Cordae)さんと一緒に欧州を旅行していたとみられる。(c)AFP