【1月5日 CGTN Japanese】北京市生態環境局は4日、同市の大気質について「2021年の節目突破を土台として、22年はPM2.5(微小粒子状物質)が2年連続で国家大気質二級基準に達し、年平均濃度は下がり続けて1立方メートル当たり30マイクログラムとなり、この10年で最低水準だ」と発表しました。

 北京市では昨年、PM2.5、PM10(吸入性粒子状物質)、NO2(二酸化窒素)の年平均濃度が前年比でぞれぞれ9.1%、1.8%、11.5%低下し、SO2(二酸化硫黄)の年平均濃度は引き続き極めて低い1桁水準を維持しました。大気質の優良日数は286日で2021年とほぼ同水準、通年では優良日数の割合が8割近くに達しました。うち「一級優(最も優良)」の日数は138日で前年より24日も増え、重汚染日はわずか3日で前年より5日減少しました。

 昨年はPM2.5が最も長く連続して基準に達した日数が172日に達しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News