【1月5日 AFP】22-23スキージャンプW杯は4日、オーストリアのインスブルック(Innsbruck)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)第3戦を兼ねた男子個人第11戦が行われ、ダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki、ポーランド)が優勝した。

 ジャンプ週間2連勝中だったハルボル・エグネル・グラネル(Halvor Egner Granerud、ノルウェー)は2回目に最長不倒を飛んだが、1回目のジャンプが伸びなかったことが響き、クバッキと3.5ポイントの僅差で2位。4戦全勝でのジャンプ週間制覇の夢はついえた。

 それでも、総合順位ではグラネルが首位を維持し、2位につけるクバッキに23.3ポイント差をつけている。

 昨季のジャンプ週間で総合優勝を飾った小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)は、2回目に進めず32位だった。

 ジャンプ週間最終戦は6日にオーストリアのビショフスホーフェン(Bischofshofen)で行われる。(c)AFP