【1月5日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は4日、元ブラジル代表のペレ(Pele)氏の通夜でひつぎの隣でセルフィーを撮ったとの批判に対し、ペレ氏に対して失礼なことは一切していないと反論した。

 開かれたひつぎのそばで、ペレ氏のかつてのチームメートと自撮りしたインファンティーノ会長は、ペレ氏の元チームメートがやり方を知らなかったため、自身がセルフィーを撮ったと説明。「もしペレのチームメートに協力することで批判を生むのなら、私は喜んで受け入れる。サッカー界の伝説のページを書くことに貢献した人々の力になれるのなら、今後もどこであれそうするつもりだ」と述べた。

「ペレと昨日のセレモニーには多大な敬意と尊敬の念を抱いており、失礼になるようなことは絶対にしない」

 ペレ氏は昨年12月29日、がんとの闘病の末に82歳で死去した。現役時代にプレーしたカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部・サントスFC(Santos FC)の本拠地で24時間にわたり行われた2日の通夜には、23万人以上が参列した。(c)AFP