12月28日午後、仁川国際空港第1旅客ターミナルで年末を迎え、出国場の前に長い列ができている(c)NEWSIS
12月28日午後、仁川国際空港第1旅客ターミナルで年末を迎え、出国場の前に長い列ができている(c)NEWSIS

【01月05日 KOREA WAVE】韓国・仁川(インチョン)国際空港を昨年利用した乗客が1787万人に達する見通しだ。この3年間、新型コロナウイルス感染拡大によって不振だった同空港は昨年、政府の国際線再開で活性化し、先月には1日当たりの旅客数は12万人を超えた。

仁川空港公社は4日、昨年の仁川国際空港を利用した乗客は1786万9079人で、前年(319万8909人)の5.6倍になったと明らかにした。昨年の到着と出発乗客の内訳は、それぞれ894万66人と892万9013人だった。

昨年の1日の最大旅客は先月18日の12万4047人で、新型コロナ以前の2019年の1日平均旅客20万人と比べると62%まで回復した。また、昨年の便数は17万1257で、仁川空港到着は8万5362、出発は8万5895だった。

一方、新型コロナで航空貨物は減少した。昨年、仁川空港を通じて運ばれた航空貨物は294万5125トンで、前年の332万9292トンに比べて11.5%減少した。昨年の航空物流量の減少は、ロシアのウクライナ侵攻と中国のゼロコロナ政策によって供給が減ったためと分析されている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News