おもちゃと間違え拾った手りゅう弾が爆発、子ども2人死亡 コンゴ東部
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【1月4日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で2日、子どもがおもちゃと間違えて拾った手りゅう弾が爆発し、2人が死亡した。地元当局が3日、明らかにした。
現場は、南キブ(South Kivu)州のルジジ(Ruzizi)平原にあるダンダ(Ndunda)近くの野原。
地元当局のジェラール・マチブ・ムパンジ(Gerard Matibu Mupanzi)氏によると、鳥猟をしていた子どもたちがおもちゃと間違えて手りゅう弾を拾ったところ爆発した。
2日午後に3歳の女児が死亡、3日朝に11歳の少年が爆発による傷が原因で死亡した。他に子ども3人を含む6人が負傷した。
コンゴ軍のマーク・エロンゴ(Marc Elongo)報道官はAFPに対し、軍の部隊が現場を調査していると述べた。
コンゴ東部で活動する国連(UN)地雷対策サービス部の職員は手りゅう弾について、武装勢力のものとの見方を示している。
同地域では120以上の武装勢力が活動しており、多くは1998~2003年の第2次コンゴ紛争時から存続している。(c)AFP