【1月4日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally 2023)は3日、第3ステージが行われ、四輪部門ではGCKモータースポーツ(GCK Motorsport)のゲラン・シシェル(Guerlain Chicherit、フランス)がステージ優勝を飾った。

 前日5回のパンクに見舞われたシシェルは、そこから立て直し、大雨のため447キロから377キロに短縮して行われたスペシャルステージをトップでフィニッシュした。トヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)のヘンク・ラテガン(Henk Lategan、南アフリカ)が3分26秒差の2位、バーレーン・レイド・エクストリーム(Bahrain Raid Xtreme)のオルランド・テラノバ(Orlando Terranova、アルゼンチン)が5分4秒差の3位に入った。

 歓喜するシシェルとは対照的に、総合トップでこの日を迎えたチーム・アウディ・スポーツ(Team Audi Sport)のカルロス・サインツ(Carlos Sainz、スペイン)は、左ホイールの問題でマシンが突如停止し、1時間近いロスを強いられた。

 これにより、最も直接恩恵を受けたトヨタ・ガズーレーシングの前回王者ナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)が、総合首位に浮上した。オーバードライブ・レーシング(Overdrive Racing)のヤジード・アルラジ(Yazeed Al-Rajhi、サウジアラビア)が13分20秒差の総合2位、ダカールのレジェンドであるチーム・アウディ・スポーツのステファン・ペテランセル(Stephane Peterhansel、フランス)が20分45秒差の総合3位につけている。

 世界ラリー選手権(WRC)で総合優勝9回を誇るバーレーン・レイド・エクストリームのセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)は2日連続で苦しみ、トップとの差はさらに広がった。

 レースは雨が激しくなる中でまずは二輪の選手が止まり、そのすぐ後に四輪の選手も序盤に停止を強いられた。その中で、二輪部門でも新しい名前が順位表に顔を出し、ガスガス・ファクトリーレーシング(GasGas Factory Racing)のダニエル・サンダース(Daniel Sanders、オーストラリア)がステージ優勝を飾って総合トップに立った。

 サンダースは、1日の開幕ステージでスピード制限超過によりタイムペナルティーを受け、ステージ優勝を剥奪されており、その悔しさを十分に晴らす勝利となった。(c)AFP/Anne Sophie LABADIE