【1月5日 Xinhua News】中国中華全国工商業連合会環境サービス業商会はこのほど、22年中国環境企業上位50社ランキングを発表した。うち内地A株上場企業が35社、中国香港H株上場企業が8社、シンガポール上場企業が1社、非上場企業が6社を占めた。売上高100億元(1元=約19円)を超える企業は11社を数え、50~100億元は19社だった。

 同商会の馬輝(ば・き)秘書長によると、ここ数年は資金繰り難、政府のレバレッジ解消、PPP(官民連携)プロジェクトの新規登録などの影響を受け、環境企業の株式譲渡、担保融資、デットファイナンスが頻繁に行われ、国有資産が合併・買収(M&A)などの方式で大規模に布石を打っており、生態環境産業の構図にも深い変化が生じている。2018年のランキングでは民間企業が26社と国有企業・国有支配企業の24社を上回っていたのに対し、22年のランキングでは民間企業が14社にとどまり、国有企業・国有支配企業が36社に達した。

 同商会は18年から、リーディングカンパニーの模範と誘導の役割を際立たせ、産業の発展と企業の成長を促進するため、環境企業上位50社の発表を開始、今年で5年連続の発表となった。ランキングは徐々に科学化、体系化、ブランド化が進み、業界で高い信頼性と権威性を持つようになっている。(c)Xinhua News/AFPBB News