【12月29日 AFP】ウクライナ軍は29日、ロシア軍が同日発射したミサイル69発中、54発を防空システムで迎撃したと発表した。

 ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー(Valeriy Zaluzhny)総司令官は、「初期情報によると、きょう発射されたミサイルは計69発に上った。敵の巡航ミサイル54発が撃墜された」と述べた。

 大統領府顧問ミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)氏は先に、120発以上が発射されたとしていた。

 首都キーウ市当局も同日、市内に向けて発射されたミサイル16発を全て撃墜したと発表していた。

 同市の軍当局はソーシャルメディアに「キーウ上空でミサイル16発が記録された。16発全てが撃墜された」と投稿。ミサイルの破片で民家3軒と自動車1台が損傷したという。(c)AFP