【12月29日 CGTN Japanese】中国東北部で冬の風物詩とされる、吉林省松原市にあるチャガーン湖(查干湖)で、恒例の冬の漁が28日から始まりました。

 チャガーン湖は吉林省最大の湖です。年に一度の冬の漁では、漁師たちが氷点下20度、氷の厚さ45センチ以上の湖面に穴を開け、馬を動力にして、千年続く伝統ある網揚げ作業を行います。魚をつかもうと、氷の上で格闘するシーンは迫力満点。1回の漁獲量は平均50トン以上。時には、250トンに及ぶこともあります。

 また、漁場には水揚げされた魚を選ぶバイヤーたちが全国各地から殺到し、大勢の観光客も押し寄せています。今年最初に取れた魚はなんと、169万9999元(約3270万円)で落札されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News